ミカタ日記

リハビリ応援のための壁画 高校生らが制作

 

8/9の神奈川新聞の記事です。

 

昭和大学藤が丘リハビリテーション病院(神奈川県)では、高校生が夏休みにボランティアの一環として壁画を制作されているそうです。

 

2年前から病院の階段に制作しており、患者様がリハビリに使う階段で「つらい訓練中に、少しでも楽しい気分になってもらえれば」との思いが込められているとのことです。

 

壁画のデザインは、1階~2階の階段には『窓越しに見た神奈川の風景』、2階~3階の階段は『夕涼み』、そして今年は3~4階の階段に『花の道』が描かれました。

 

原画を制作した生徒は、入院生活で外出できない患者様に、空や花を見てもらいたいとデザインを決め、励ましとなるような花言葉を持つ花を選んだそうです。

「花畑を歩いているような気分でリハビリに取り組んでもらえたら」と話されています。

 

 

元々病院の壁はグレーに塗装されており無機質な空間でしたが、色とりどりの壁に生まれ変わったことにより患者様や職員の心を和ませる癒しの空間になったのではないでしょうか。

患者様のことを考え、病院が地域と協力し合って取り組んでいる姿が伝わるニュースでした。

 

歯みがきを「やらなくちゃ」から「やりたい」へ。「歯みがき採点化機能」を追加した、スマホと連動した“スマートハブラシ”「G・U・M PLAY」を発売

 

サンスターは、いつもハブラシに、ハブラシの動きを認識するアタッチメントを装着し、スマートフォンと連動させることで、歯みがきの時間を楽しみにかえる新発想のデジタルデバイス、「G・U・M PLAY(ガム プレイ)」を4月に発売しました。

 

「G・U・M PLAY」を通じて、楽しみながらキチンと歯みがきすることで、歯とお口が健康になり、からだ全体が元気になる、全く新しい歯みがきを提案しています。

 

 

 

「みがき方をみがく」をテーマにした「G・U・M PLAY」は、正しい歯のみがき方を身につけるための2つの基本機能「MOUTH CHECK」「MOUTH LOG」を備えているそうです。

 

加速度センサーとBluetooth無線技術を搭載した「G・U・M PLAY」をいつものハブラシに装着することで、歯みがき動作をリアルタイムにスマートフォンに伝送し、口内の位置を16分割して認識し、独自にアルゴリズムによって歯みがきを数値化・記録します。

 

この基本機能を備えた3つのスマートフォンアプリ(MOUTH MONSTER・MOUTH BAND・MOUTH NEWS)によって、歯みがきを楽しみながら。自然に正しいみがき方を身につけることができるようです。

 

 

ゲーム感覚のアプリで、歯ブラシを動かしながら画面に現れたモンスターをやっつける内容になっているようです。

 

参照記事:サンスター プレスリリースG・U・M PLAY(ガム プレイ)

 

 

 

「kobe INK物語」のカラーを採用した神戸発の医療用ウエア「神戸スクラブ」を発売

ワールドは、ファッション性と機能性を併せ持つ医療用ウエアブランド「フィールドワールド」の新商品「神戸スクラブ」を兵庫医療大学、ナガサワ文具センターとの産学連携で共同開発し、10月よりナガサワ文具センター本店および同社の通信サイトにて先行販売します。

 

 

「フィールドワールド」では、昨年、神戸市の代表的産業である“ファッション”と“医療”を組み合わせ、兵庫県の地場産業である播州織の素材を活かした「ドクターコート」「ドクタージャケット」を発売しました。

 

その後、医療用スクラブにも多くの要望があり、昨年12月に兵庫医療大学に協力を依頼し、開発のために、大学内にプロジェクトメンバーを選出し、ミーティングを重ねたそうです。

 

スクラブは、白衣よりもカラーバリエーションが豊富で、病院内でのチーム分けや患者からの視認性向上のために着用される場面が多いことから、学生を対象にアンケートを実施し、赤系・青系のカラーで検討を進めたそうです。

 

 

色は神戸らしいカラーをと、16年3月には、オリジナルインク「KOBE INK物語」が人気のナガサワ文具センターに協力を依頼し、現在展開する50色以上の中から、神戸の海をイメージした“港島アイランドブルー”、神戸のワインをイメージした“神戸ボルドー”の2色を採用する事になりました。

 

 

素材には、制菌加工、制電糸を使用するなど医療に適した機能を取り入れ、業務用洗濯でも色が落ちにくい染色加工を行うと共に、デザインのポイントとして部分使いで播州織をあしらいました。

 

 

こうして開発した「神戸スクラブ」は、兵庫医療大学のプロジェクトメンバーが最終のサンプルチェックに協力し、着心地や動きやすさに加えて、シルエットやラインの美しさにもこだわり、修正を重ねて完成したそうです。

 

 

 

参照記事:ワールド プレスリリース,ナガサワ文具センター ウェブサイト

 

 

 

舌下免疫療法の仕組みを解明 

東北大学は、スギ花粉症などのアレルギー疾患の治療法として注目され、健康保険適用の薬も登場した「舌下免疫療法」が、免疫系に働く仕組みを明らかにしたことを発表しました。

 

この成果は、日本学術振興会特別研究員の田中志典博士と東北大学大学院歯学研究科口腔分子制御学分野の菅原俊二教授らのグループによるもので、5月11日に国際粘膜免疫学会学術誌MucosalImmunology電子版に掲載されました。

 

舌下免疫療法とは、舌下の粘膜からアレルギーの抗原を吸収させて、症状の改善を図るアレルギー治療法ですが、その詳しい仕組みはこれまでわかっていなかったそうです。

 

研究グループらは、マウスの舌下に抗原を入れた際に、所属リンパ節である顎下リンパ節で「制御性T細胞」が誘導されることを発見しました。

 

粘膜がアレルギーの原因物質を検知すると、「樹状細胞」と呼ばれる免疫細胞が顎の下にあるリンパ節まで物質を運搬し、さらに別の免疫細胞「制御性T細胞」がアレルギー症状を抑えるのを確認したそうです。

 

この研究により、これまでの花粉症などのアレルギー性鼻炎や喘息だけではなく、ツベルクリン反応、接触性皮膚炎、金属アレルギーなどの遅延型アレルギーの抑制にも有効であることが分かりました。

今後の応用が期待されます。

 

参照記事:産経ニュース東北大学

 

病院食を基に健康レシピを出版 管理栄養士が計量の大切さを説く

脳神経センター大田記念病院(広島県福山市)は、病院食を基にしたレシピ本「大田記念病院が心をこめて贈る91のレシピ」を出版しました。 

 

管理栄養士4人が「健康を維持するための食事作りを知ってもらいたい」と企画しました。

 

 

脳卒中を引き起こす高血圧症や、糖尿病などの生活習慣病予防のため、計量の大切さを説き、開院以来40年間で作った料理の中から、揚げ物や酢の物、煮物など多彩でおいしいメニューを紹介しています。

 

「揚げ物は週に一度」「野菜は毎食たっぷり」「発酵食品は毎日」「だしを丁寧に」の章に分けて料理を紹介し、根菜サラダや肉じゃがの定番メニューのほかに、野菜たっぷりのメンチカツや、ルーを使わないチキンスープカレーといった工夫した油物などを1品当たり2~6項目の手順でまとめたそうです。

 

 

ごはんなどの主食と主菜1品、副菜2品を組み合わせた計28通りの献立案は、いずれも1食あたり600キロ・カロリー以下で、塩分量は、ほぼ3グラム以下に抑えたそうです。

 

 

このレシピ本は、備後地方の書店限定で販売されているそうですが、神戸でも出版されたら、ぜひ買い求めたいと思います。

 

 

参照記事:≪6/10 ヨミドクター

 

「小児ホスピスをつくろう」と横浜で設立シンポジウム開催

横浜市では、「民間の力で横浜に小児ホスピスをつくろう」と題するシンポジウムが開催されました。

 

既に市民によって2億円を超える寄付を集めているそうです。

 

 

重い病気や障害で自宅療養する子どもや家族のための施設は日本で圧倒的に不足しているそうです。

 

今春、「もみじの家」(国立成育医療研究センター・東京)、「TSURUMI こどもホスピス」(大阪)がオープンしたことで、「ホスピス・こどもホスピス病院」(淀川キリスト教病院・大阪)と合わせて、やっと3ヶ所になり、各地に小児用ホスピスを設置しようという動きが活発になってきました。

 

 

講演で「全国に命を脅かされているたくさんの子どもがおり、子どもらしい時間が著しく損なわれている。遊び、学び、体験しながら成長していく場を提供するのが小児ホスピス。九州や北海道でも小児ホスピスの話が出ている。全国的な取り組みにしていきたい」と話していました。

 

 

パネルディスカッションでは「地域を巻き込んでいくことが大事。地域や学校などすべての協力団体の真ん中に小児ホスピスを」「病院ではなく、近隣の医療機関からきてもらうイメージ」など意見が交わされました。

 

こうした動きが全国に広がるといいですね。

 

参照記事:≪6/15 神戸新聞

 

 

大腸がん撲滅トイレットペーパーのデザインを刷新(NPO法人ブレイブサークル運営委員会)

 

NPO法人ブレイブサークル運営委員会は4月8日に、デザインを刷新した大腸がん撲滅トイレットペーパーの販売を開始しました。(参照:時事通信社

 

 

 

医療機関や健康保健組合、行政、企業の健康管理部門などを対象に、大腸がん検診の普及啓発のさらなる強化に向けて、デザインをクイズ形式に刷新したそうです。

 

同法人は、大腸がん検診・精密検査の受診勧奨や普及啓発で用いる資材およびノウハウを行政のがん対策部門などへ提供しており、その一環として2013年7月から『大腸がん撲滅トイレットペーパー』を販売し、延べ約8万ロールが使用されたそうです。

 

今回のデザイン改訂では、大腸がんにかかりやすくなる年齢、自覚症状の有無、検診の内容、陽性の場合の対応についてのクイズと、ヒント、答えをイラスト説明入りでトイレットペーパーのロール面に記載されています。

 

中小規模病院の看護能力向上を支援するガイドを公表(厚生労働省)

 

厚生労働省は2月24日に、『中小規模病院の看護能力向上を支援するガイド』をホームページに公表しました。(参照:厚生労働省

 

 


平成26年度に行った中小規模病院の全国実態調査と先駆的な取り組みを行っている病院の好事例の調査結果を反映した看護管理能力の支援についてまとめてみると、看護管理者が研修を受ける機会は病院規模で格差があり、特に300床未満の中小規模病院では、時間的負担や、研修参加のための代替職員の確保が困難な事から、研修に参加できない事が明らかになりました。

そのため厚生労働省は、地域連携を推進しながら質の高い医療提供体制を構築するために必要な中小規模病院の看護管理者の能力向上のための支援ガイドを作成しました。

(参照:中小規模病院の看護能力向上を支援するガイド(全43頁))

 


ガイドは、中小規模病院の看護管理者個人、病院長・事務長、自治体・職能団体・グループ病院等の関係者等の外部支援者を対象にしています。

ガイドの主な内容は、第1章 中小規模病院の看護管理者に求められる能力・役割、第2章 中小規模病院の看護管理者への支援方法、第3章 中小規模病院の看護管理者支援体制の3章からとなっています。

 

 

 

 

小児患者の家族の支援のためのマクド・ハウス神戸が開設

2/29神戸新聞の記事を紹介します。

 

神戸市須磨区からポートアイランドに移転・開院する県立こども病院の敷地内に、入院中の子どもと家族のための滞在施設「ドナルド・マクドナルド・ハウス神戸」が5月にオープンします。

 

 

施設は3階建て16室、最大収容人数は約50人で、1人1泊1,000円で利用できるそうです。

 

同ハウスは、「第2のわが家のように利用家族でくつろいでもらう」をモットーに、2001年に東京都世田谷区でスタートし、各地で整備されてきました。(神戸が国内11カ所目)

 

 

受付や掃除などの日常業務はボランティアが交代で担当し、現在もボランティアや物品寄付を募集中です。

 

興味がおありの方は「ドナルド・マクドナルド・ハウス神戸」まで連絡して下さいとの事です。

 

 

ドナルド・マクドナルド・ハウス神戸WEBサイト

 

 

 

 

スマートフォンで病院の会計ができる新サービス

ソフトバンクがiPhoneなどのスマートフォンで病院の会計ができるサービス「スマート病院会計」を3/28から開始しました。(参照:スマート病院会計)

 

「スマート病院会計」はスマートフォンで利用登録後、最初に病院の受付でスマート病院会計の利用を申し出るだけで、診察料を後日携帯電話料金とまとめて支払うことができ、診察後は会計をせずにそのまま帰宅できるサービスです。

 

体調不良時に診察後混雑した中の長い時間会計を待ったり、料金が予想より高額となり手持ちが不足するなどの問題の解決が見込まれています。

 

 

全国で約50院がサービスに加入しております。

 

現在関西地区は登録されていませんが、ソフトバンク利用者に限らず新しい会計システムの今後が期待できるのではないでしょうか。

 

 

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