8/9の神奈川新聞の記事です。

 

昭和大学藤が丘リハビリテーション病院(神奈川県)では、高校生が夏休みにボランティアの一環として壁画を制作されているそうです。

 

2年前から病院の階段に制作しており、患者様がリハビリに使う階段で「つらい訓練中に、少しでも楽しい気分になってもらえれば」との思いが込められているとのことです。

 

壁画のデザインは、1階~2階の階段には『窓越しに見た神奈川の風景』、2階~3階の階段は『夕涼み』、そして今年は3~4階の階段に『花の道』が描かれました。

 

原画を制作した生徒は、入院生活で外出できない患者様に、空や花を見てもらいたいとデザインを決め、励ましとなるような花言葉を持つ花を選んだそうです。

「花畑を歩いているような気分でリハビリに取り組んでもらえたら」と話されています。

 

 

元々病院の壁はグレーに塗装されており無機質な空間でしたが、色とりどりの壁に生まれ変わったことにより患者様や職員の心を和ませる癒しの空間になったのではないでしょうか。

患者様のことを考え、病院が地域と協力し合って取り組んでいる姿が伝わるニュースでした。