厚生労働省は2月24日に、『中小規模病院の看護能力向上を支援するガイド』をホームページに公表しました。(参照:厚生労働省

 

 


平成26年度に行った中小規模病院の全国実態調査と先駆的な取り組みを行っている病院の好事例の調査結果を反映した看護管理能力の支援についてまとめてみると、看護管理者が研修を受ける機会は病院規模で格差があり、特に300床未満の中小規模病院では、時間的負担や、研修参加のための代替職員の確保が困難な事から、研修に参加できない事が明らかになりました。

そのため厚生労働省は、地域連携を推進しながら質の高い医療提供体制を構築するために必要な中小規模病院の看護管理者の能力向上のための支援ガイドを作成しました。

(参照:中小規模病院の看護能力向上を支援するガイド(全43頁))

 


ガイドは、中小規模病院の看護管理者個人、病院長・事務長、自治体・職能団体・グループ病院等の関係者等の外部支援者を対象にしています。

ガイドの主な内容は、第1章 中小規模病院の看護管理者に求められる能力・役割、第2章 中小規模病院の看護管理者への支援方法、第3章 中小規模病院の看護管理者支援体制の3章からとなっています。