ミカタ日記

看護師の悩みを3日で解決

2016年5月にオープンした看護師向けの看護技術Q&Aサイト「ハテナース」が、
2016年11月にリニューアルされました。

 

 

ハテナース」には科目を問わずに、看護技術に関する様々な質問と回答が掲載されており、
自由に閲覧できます。

 

 

看護師は、分からない看護技術があっても多忙な業務や周囲への聞きづらさから、疑問や悩みを解決できずにいます。

そのような看護師の悩みや疑問を解決し、患者様によりレベルの高いケアを提供できる環境を目標にかかげて作られたサイトです。

 

 

今回のリニューアルでは、ユーザーが看護技術に関する悩みを自由に投稿し、
専属の看護師ライターが最短3日で質問に回答してくれるシステムが実装されました。

 

ユーザーが質問した内容への回答が、ひとことで大きい文字でわかりやすく掲載されており、
さらに詳しく詳細が掲載され、重要な個所にマーカーがひかれていたりと、とても見やすく勉強できるサイトだと思います。

 

是非、看護師の方にオススメしたいウェブサイトです。

 

(参考記事:PR TIMES


 

小児がん専門治療施設を一杯のコーヒーで支援

 

11/20のYAHOO!ニュースの記事を紹介します。 

 

神戸ポートアイランドにあるコーヒー店が12月20日~22日に「チャイルド・ケモ・ハウス 応援チャリティイベント」を開催します。

「1杯のコーヒー」から、難病と闘う子どもたちを応援したいと、甘いカフェオレを「こどもコーヒー」(小児科の対象となる中学3年生まで)と称して1杯100円で販売しており、うち10円をその場で子どもに返却し、子どもたち自身の手で同施設に募金してもらう取り組みなどを行っているそうです。

チャイルド・ケモ・ハウス 応援チャリティイベント」の期間中は、ボランティア販売員らがポートアイランド内の企業・施設を訪問して、ホットコーヒーを1杯200円で販売し、売上の全額をクリスマスイブの12月24日に同施設に寄付するそうです。

10月24日~12月16日は、同イベントの準備金の一部を募るクラウドファンディングを実施しています。

チャイルド・ケモ・ハウス」が世間に認知されるために、クラウドファンディングを立ち上げ、施設の取り組みをたくさんの方に広めていただくことによって、日本全国での認知度を高めたいと話されています。また、コーヒーを通して、多くの方々と一緒に「チャイルド・ケモ・ハウス」を応援できることに感謝して、このイベントを毎年のクリスマスの恒例行事にできればと話されていました。

 

 

 

スマホOK、薬は宅配で「遠隔診療」がじわり浸透

10/29の神戸新聞の記事を紹介します。 

スマートフォンなどのインターネットを使って診療を受ける「遠隔診療」が注目されています。

 

昨年8月の事実上の解禁から1年余り、安定した症状で初診は対面医療などの条件はありますが、処方箋や薬を自宅へ届けて貰う事ができて、導入する医療機関は徐々に増えているようです。

 

これまで遠隔診療は離島やへき地、慢性疾患などに限ると認識されていました。

 

デジタル端末の普及などを受けて、政府の規制改革会議から見直しを求められた厚生労働省が昨年8月、事実上解禁し、ベンチャー企業の参入が進んだそうです。

 

 

しかし、遠隔診療を普及させる上で壁になるのが、診療報酬の低さです。

 

テレビ電話による診療では原則的に電話再診料にすぎず、対面診療と比べると大幅に下がるそうです。

 

画像は電話とは得られる情報量が違い、点数を電話と差別化すれば、医療機関は導入しやすくなるので、診療報酬の引き上げを求めているようです。

 

 

 

糖尿病レシピコンテスト 神戸女子大など最優秀賞受賞

2016年10月20日の神戸新聞の記事を紹介します。

 

公益社団法人日本糖尿病協会第3回チャレンジ! 糖尿病いきいきレシピコンテスト」の

最終選考を10月9日に行いました。

 

このコンテストは、若い世代に糖尿病への関心を高めてもらい、糖尿病予備群や患者のレシピ充実を目指して一昨年から実施されており、今年は栄養士や管理栄養士を目指す全国の専門学校、短大、大学生から計331点の応募があったそうです。

 

最優秀賞には、神戸女子大(神戸市須磨区)の学生が創作したレシピ「しっかり噛(か)もう! 元気になる朝ごはん!」を最優秀賞に選ばれました。
同大のほか、西南女学院大(福岡県)、釧路短期大(北海道)の学生のレシピも選ばれました。

 


こちらに、第3回受賞者の献立写真が紹介されています。
神戸女子大の学生さんが受賞とのことですが、同じ神戸市なので非常に嬉しく思います。

 

受賞された朝食部門の献立の申込条件が、

●  朝ご飯をしっかり食べて血糖値をきちんとコントロールしないといけないのに、
   朝は忙しくあんまり食べられない!という方に対して、 
   時短で作れる、目覚めスッキリ!などアイデアあふれる献立
( 下準備、調理、盛り付け、片付けまでを含めて2時間以内のレシピ)

● 1人前:朝食500kal(夕食は600kal)/1食分の食材費:500円程度

などが条件でした。

カロリーや塩分量、時間など限られた条件の中で、
糖尿病食を感じさせない!見た目も色とりどりで豪華!である。
この献立なら毎日食べたいと糖尿病患者さん以外の方でも思う食事だと感じました。

このコンテストを通じて、糖尿病食の持つイメージが明るくなり、
糖尿病患者さんが食事療法に前向きに取り組むきっかけにもなるのではないでしょうか。

 

 

 

弱視を幼児期に発見できる絵本を使った視力検査キット開発

10/17の高知新聞の記事を紹介します。 

 

 

「弱視」など目の障害を幼児期に発見して治療につなげようと、高知県内の企業や医療関係者らが連携し、監修を高知大学医学部の教授が行い、絵本を使った視力検査キットを開発しました。

ランドセル環と呼ばれる「C」の記号をドーナツに見立て、どの動物が食べたかを答えてもらい、楽しみながら検査ができるため、「検査の精度とスピードが上がり、弱視の子を1人でも多く救いたい」と話されています。

 

弱視は眼鏡などの補正器具を使っても視力が上がらない状態で、幼児期の遠視や斜視が原因となり、その一方で、視力の発達期である6歳ごろまでに治療を受ければ。視力の発達が可能とされているそうです。

 

2014年から開発に着手し、2016年の夏、高知県内の4ヶ所の幼・保育園で行った実証実験で、3歳児の9割近くが検査法を理解できたそうです。

 

市町村に購入を呼び掛ける予定で、「弱視だと職業選択やスポーツなどで制約をうけてしまう。この検査法を高知の3歳児検診の標準にし、早期発見、治療につなげたい」と話されています。

 

「3歳から楽しくできる視力検査『たべたのだあれ』」は1セット2万5千円(税別)で、絵本の別売りもあり、1冊300円(税別)になり、高知県内の創友とコッコ・サンで販売しています。

 

 

やぶ医師大賞に徳島県、滋賀県の2医師が決定

9/24の神戸新聞の記事を紹介します。 

兵庫県の養父市役所にて、へき地医療に尽力する医師を顕彰する「第3回やぶ医者大賞」の審査会があり、滋賀県東近江市、永源寺診療所の花戸貴司医師(46)と徳島県美馬市、木屋平診療所の藤原真治医師(46)の受賞が決まりました。

 

同賞は、養父市が2014年に創設し、名称は、下手な医師を意味する「やぶ医者」の語源が、本来は養父にいた名医であるとの説にちなむそうです。

 

へき地の病院や診療所で5年以上働いている50歳以下(4月1日現在)の若手医師が対象になり、今回は県外から5人の応募がありました。

 

 

評価された点は、花戸医師は山あいの農村地域で、看護師やケアマネジャー、商工会などと幅広く協力し、在宅でのみとりを普及させ、地域のボランティアにも積極的という点で、藤原医師は高齢化率が50%を上回る過疎地で、訪問診療に力を入れ、栄養士らと地域の食習慣を調べ、診療に役立ている点になるそうです。

 

 

表彰式は11月26日に、養父市のビバホールであり、受賞者による講演を予定しているそうです。

奨励金は1人50万円だそうです。

 

 

神戸百年記念病院様 味覚外来 開設

神戸百年記念病院(兵庫県)様の広報誌「すこやか vol.66」の記事を紹介します。

耳鼻咽喉科が味覚外来を開設しました。

 

味覚障害とは、味の感覚がおかしくなってしまう病気です。
食生活の欧米化や高齢化などにより、現在味覚障害を訴える患者さんは、近年増加傾向にあります。2003年の調査では味覚障害患者数は年間約24万人と推測され、その数は年々増加傾向にあると言われています。

 

味覚外来では、症状についての詳しい問診後、舌や鼓膜を診察し、甘味・塩味・酸味・苦味の
4種類の味をしみこませた濾紙を舌に置き、どの濃さで分かるか調べる味覚機能検査を行います。

 

味覚障害が疑われる方には血液検査、唾液の検査、嗅覚の検査や場合によってはCT、MRIなども用いて原因を調べ、原因に合わせた治療を行います。

 

亜鉛不足が原因であれば、亜鉛を補う薬を処方します。

亜鉛には味蕾の再生を促す効果があり、最近の研究によると、亜鉛を3~6ヶ月補うことで味覚障害の約7割の方が症状の改善を自覚されると言われています。

 

嗅覚障害が原因であれば、鼻詰まりの治療を行い、全身の病気が原因の場合は、専門医と連携して治療を行うそうです。

 

味覚障害は経過が長くなるほど治りにくく、とくに高齢ではその傾向が強くなるとのこと。
味が感じられないと、食べる楽しみが減るばかりでなく、腐ったものや毒のあるものが分からず命にとっても危険であるため、早期治療が重要です。

 

 

献血ルームに『ペッパー』を配置(栃木県宇都宮市)

栃木県赤十字血液センターは、ソフトバンクの人型ロボット『ペッパー』1台を、全国初でうつのみや大通り献血ルームに配置しました。

 

ペッパーは、待合室の受付付近で来所者を出迎え、献血の待ち時間や休憩中には来所者に話しかけたり、早口言葉などのゲームでコミュニケーションを取ったりするそうです。

 

胸部のモニターを用いて、若者や親と一緒に訪れた子どもに献血に関する知識も伝えるそうです。

 

担当者は「ペッパーと触れ合うことで、献血を身近に感じてほしい」と狙いを説明しています。

 

栃木県内では10~20代からの献血協力が年々減少しており、将来に向けた啓発活動の一環として。中学や高校でペッパーが献血について「講義」するセミナーも検討しているようです。

 

参照記事:時事通信社日本赤十字社 関東甲信越ブロック血液センター

子どもの医療品の用法・用量を添付文章に明示へ

厚生労働省が来年度から、医療機関などが集めたデータに基づき、用法・用量の目安や安全に関する情報を添付文書に記載するよう製薬企業に促す取り組みを始めることが、9月1日に分かりました。

 

現在は、医療用医薬品の添付文書に子どもに対する用法や用量の記載がない中、医師の判断で使う「適応外使用」が常態化しているそうです。

 

 

子どもでの効果や安全性が確認された薬は非常に少ないのが実情で、薬の開発段階で行われる製薬企業による臨床試験の多くは、採算性の問題などから大人のみを対象にしているようです。

 

厚生労働省の動きは、医療機関のデータを活用して、子どもへの安全な投薬を目指す試みとして注目されているようです。

 

 

参照記事: 神戸新聞 

 

オストメイトを知ってもらおうプロジェクト 冊子やストラップ作製

8/9の産経ニュースの記事です。

 

 

若い女性オストメイトらでつくる患者会「ブーケ」(兵庫県姫路市)が、オストメイトへの社会的な理解を広げたいと、小冊子「オストメイトってなに?」を作製しました。

 

 

冊子の内容は、病気の治療で一時オストメイトとなった経験があるフリーアナウンサー、中井美穂さんへのインタビューを掲載したほか、排泄物をためるパウチや、公共の多目的トイレに設置されているオストメイト対応設備などについてイラスト入りで分かりやすく説明されています。

 

 

また、対応トイレに表示されている「オストメイトマーク」の認知度が低いため、マークをあしらったストラップ(全2色)も販売中です。

 

 

 

国内のオストメイトは大半は高齢者なため、「ブーケ」は若い年代の女性オストメイトの「恋愛・結婚・妊娠・出産・日常生活」といった悩みを相談できる場が欲しいとの気持ちから平成11年に発足。

 

会員同士が交流を持つことで少しでも悩みや問題が軽減し、それぞれがいい方向に向かっていけるような関係作りを目標に活動されているとのことでした。

 

 

Page top