ミカタ日記

にがいお薬も平気!子どもたちもにっこりの「にがいのにがいのとんでいけ」

2015年10月22日の森永製菓株式会社のニュースリリースを紹介します。

森永製菓株式会社は、埼玉医科大学と共同開発した服薬用チョコレート「にがいのにがいのとんでいけ」(愛称:にがとん)を11月17日に発売を開始しました。

 

子供が薬を飲む際のつらい気分を、楽しい気分に変える砂糖不使用の服薬用チョコレートです。

薬の味や食感に苦手意識を持つ子供、子供に薬を飲ませるために苦労されている保護者の方、服薬率を考慮して苦い薬の処方を避けるなどの服薬状況を改善するツールと期待できそうです。


購入方法は、森永製菓の通信販売『天使の健康』、病児保育サービス『オハナ☆キッズケア』になります。

 

 

 

 

 

カード型のお薬手帳

少し前の内容ですが紹介します。

6/9に神戸市と神戸市薬剤師会は、「電子お薬手帳による市民の健康増進に関する協定」をソニー株式会社harmo事業室と締結しました。(参照:神戸市ウェブサイト

 

この協定は、市民の健康保持・増進等を目的として、カード型の電子お薬手帳サービス「harmo(ハルモ)」を活用することを趣旨としています。

 

harmoとは、薬局等で調剤された薬の履歴書などに関するデータを、非接触型ICカード技術FeliCaを用いてクラウドサーバー上で電子的に管理する、ソニー株式会社の電子お薬手帳のサービスの名称です。

 

カード型の電子お薬手帳には、持ち運びに便利なだけではなく、飲み忘れ・飲み合わせの事故防止、災害時に紛失してもデータが維持できるなどのメリットなどがあります。

 

またカード型お薬手帳の利用者は、スマートフォン用のアプリケーションをインストールすることで、モバイル端末から調剤情報を閲覧できるほか、服薬後の副作用、アレルギーなどの記録ができます。そして、家族間で情報を共有することができるため、子供の調剤情報を保護者が管理したり、離れて暮らす高齢者の状況を家族や親戚が見守ったりと、家族がサポートする事も可能です。

 

harmoのウェブサイトを確認しましたところ

現在の、神戸市内のharmo加盟店は、約60件程あるようです。(参照:harmoウェブサイト

 

今後、カード型の電子お薬手帳の普及が進むことが期待できます。

 

 

 

 

トライスの健康への取り組み

 

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弊社では、健康への取り組み活動を行っています。

 

 

2年前から社内会議室でヨガを始め、1年前には兵庫県健康づくりチャレンジ企業として登録されました。

 

 

本年度は、さらに内容を深めて、

筋トレとストレッチをメインとしたトライス健康教室を始めました。

 

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初回に、体脂肪や筋肉量、基礎代謝などの詳しい計測を行い、

2回目以降は、週に1.2回、外部のインストラクターさんからレクチャーを受けながらトレーニングをしています。

 

 

少しストレッチをするだけでも、普段身体を動かしていない部分が延びてスッキリします。

半年後に再度計測があるので、どのように変化するか楽しみです。

 

 

 

他にも、いろいろな健康への取り組みを行っているので、次回以降、また紹介します。

 

嚥下障害に新たな治療法 微弱電流で脳に刺激

嚥下障害への新たな治療法として、のどに微弱な電流をあて、脳を刺激することで、食べ物を飲み込む反応を速めるという新たな治療法を、兵庫医科大学(西宮市)が開発し、発表しました。(産経新聞より)

 

これまでの治療法では、のどに7~25ミリアンペアという強い電流をあて、嚥下に使う筋力を強めるという治療法でしたが、強い電流によって皮膚に痛みや不快感といった副作用が生じることもあったそうです。

新たな治療法は、3ミリアンペア以下の微弱な電流を流すことで筋力を強めるのではなく脳を刺激し、「嚥下反射」を早めるというものです。

 

微弱な電流を流す機器は、医療機器の開発製造を手がける「ジェイクラフト」(大阪府和泉市)が開発し、9月28日から医療機関向けに発売し、将来的に患者さんの自宅での使用が可能になるように開発を進めるそうです。

 

 

済生会兵庫県病院 「赤ちゃんにやさしい病院」に認定

8/18の神戸新聞の掲載記事です。

2015年8月1、2日に愛知県にて行われた第24回母乳育児シンポジウムにて、

済生会兵庫県病院が、「赤ちゃんにやさしい病院」に選ばれました。(参考記事:済生会兵庫県病院 WEBサイト

 

「赤ちゃんにやさしい病院 Baby Friendly Hospital(BFH)」とは、

母乳育児をする事により、赤ちゃんの栄養や免疫のメリットだけではなく、母と子の精神的な発達にも良いということから1989年に国連児童基金(ユニセフ)と世界保健機関(WHO)が「母乳育児を成功のための10か条」を推奨し、長期にわたって実践する産科施設をBFHに認定しているそうです。(参考記事:ユニセフWEBサイト

 

 

日本では、2015年8月18日時点で72施設がBFHに認定されており、兵庫県内では、パルモア病院、加古川西市民病院、国立病院機構神戸医療センター、赤穂市民病院、済生会兵庫県病院の5病院が認定されています。

 

また、「赤ちゃんにやさしい病院運動(Baby friendly hospital initiative: BFHI)」という

母乳育児推進運動があります。(参考記事:日本母乳の会WEBサイト

 

BFHIとは、BFHと認定された施設が母乳育児の推進を、施設内だけでの活動ではなく地域に率先して広めていく活動のことをいいます。

BFHIでは出産施設、保健施設、母親サークルなどが施設間連携や組織間連携を行ない、チームとして母乳育児を支援する社会運動の中心的な役割を果たしています。

 

 

医療通訳派遣、2014年度県内利用数が初の200件超え(神戸のNPO) 

8/3の神戸新聞の掲載記事です。

日本語の不自由な外国人が安心して医療をうけるための医療通訳の利用件数が、2014年度初めて200件を突破したそうです。(NPO法人「多言語センターFACIL(ファシル)」(神戸市長田区)まとめる。)

FACILは2005年度から、神戸市内の協力病院に対し、試験的に通訳派遣を開始しました。

2011年11月からは市立医療センター中央市民病院(中央区)、同西市民病院(長田区)、西神戸医療センター(西区)を対象に、病院側が3,500円を、患者が1,500円を負担して利用できる制度を始めました。

2012年度は32件の利用でしたが、2013年は83件、2014年度は204件と急増していきました。

言語別ではベトナム語が144件、中国語が87件、スペイン語・ポルトガル語が計27件等です。(2013~2014年度)

 

 

3病院以外にも、民間団体や県の支援を受け、患者の希望に応じて独自に派遣を実施し、2012年の利用は1件でしたが、2013年度は65件、2014年度は70件と増加していきました。

こうした実績が評価され、2015年度からは神戸大学医学部付属病院(中央区)、県立こども病院(須磨区)、県立尼崎総合医療センター(尼崎市)も同制度を利用し、4~6月には計61件の利用があったそうです。

FACILは医療機関や医療者向けの研修会を通じて医療通訳の意義を広めるほか、ベテラン医療通訳者によるラジオ講座を放送し、通訳の水準向上を図っていくとのことです。


小児がん粒子線治療施設 移転予定のこども病院と直結へ

8/7の神戸新聞NEXTの記事を紹介します。

兵庫県は、神戸・ポートアイランドに完成予定の小児がんに重点を置いた粒子線治療施設の基本設計の概要を発表しました。

 

2016年春に神戸市須磨区から移転する県立こども病院の南側に、地上4階建ての施設を建設するそうです。

 

粒子線治療は、加速した原子核をがんに当てて治療するため、がんだけを狙い撃ちすることができ、体への負担が少ないとされています。

この設備には、通常の照射方法とともに、よりピンポイントでがんだけに当てることができる最新式装置が各室に導入される予定。

 

成人のがん患者も受け入れるが、抗がん剤治療で免疫力の低下した子どもに配慮して動線は分離させるそうです。〈参考記事:兵庫県のウェブサイト

 

また須磨区から移転する県立こども病院の跡地については、

現在の建物と土地を売却すると今年の4月に発表されています。〈参考記事:神戸NEXT 4/24の記事

地元の要望もあり、跡地には病院や診療所を設備することが条件で、同年の6月に購入する事業者の募集を開始。11月下旬に契約を結び、引き渡しは16年の7月を予定しています。

 

 

 

「関西健康・医療創生会議」を設立  産官学で産業創出へ

7/23 神戸新聞NEXTの掲載記事です。

 

関西広域連合や関西経済連合会などが、産官学で健康長寿社会への対応策を検討する「関西健康・医療創生会議」を設立しました。

医療分野に強い大学などの研究機関と企業が密接に連携することで、医療システムの開発や新産業の創出などを目指します。

研究テーマは、大学が持つ技術、企業のノウハウ、自治体の具体的なニーズなどを考慮して設定するようです。

本年度は、「医療や介護ロボの開発」、「少子高齢社会のまちづくり」、「認知症や骨粗しょう症の対策」、「医療システム開発や人材育成」の4分科会を設置し、参加企業を募る予定となるそうです。

 

介護ロボ産業の支援本格化  兵庫県や神戸市が認証制度や技術支援

7/22 神戸新聞NEXTの掲載記事です。

 

神戸・ポートアイランドの医療産業都市を中心に、介護・リハビリ用ロボットの開発を支援する動きが本格化してきました。

兵庫県では本年度から使いやすさなどを基準にした新たな認証制度がスタートし、神戸市は専門家や医師らによる技術支援チームを立ち上げるそうです。

産官学による「介護リハビリロボット都市」構想を掲げ、関連企業誘致も目指していくとのことです。

リハビリやロボットに詳しい専門家が試作品をつくる企業にアドバイスをするほか、利用者が安全に使える手引書づくりの協力、病院や福祉施設、家庭と企業が意見交換できる場も設けられるそうです。

神戸でのロボット開発には、4研究機関(世界保健機関(WHO)神戸センターなど)、3病院(県立リハビリテーション中央病院など)、15企業(宮野医療機器など)などがバックアップしていくそうです。


 

がんを尿の匂いで発見  九大など、線虫を利用

3/12のYOMIURI ONLINEの掲載記事です。

 

 九州大理学部の広津崇亮(たかあき)助教授、伊万里有田共立病院の園田英人外科部長らの研究グループは、患者の尿でがんの有無を調べる方法を開発した、と発表しました。わずかな匂いを嗅ぎ分けることのできる、線虫の性質を利用した方法です。

 

 がん患者には特有の匂いがあることが知られています。線虫は実験材料としてよく用いられる体長1ミリ程度の生物で、特定の匂いに集まったり、匂いから逃げたりする性質があります。

 

 実験では、がん患者の尿には95.8%の確率で線虫が集まり、逆に健康な人の尿には95.0%の確率で避ける反応を示しました。

 

 課題は何のがんか分からないということですが、すでに大腸がんなどいくつかのがんについて特定できる線虫が作製できているとのことです。

 

 がんを簡単に診断できる方法として、実用化を目指すとされています。導入には線虫の培養装置などがあれば可能であり、従来のがんの血液検査などに比べて、1件あたり数百円程度の安価で済むとされています。日立製作所などと共同で検診システムの開発に取り組むそうです。

 

 

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