8/18の神戸新聞の掲載記事です。

2015年8月1、2日に愛知県にて行われた第24回母乳育児シンポジウムにて、

済生会兵庫県病院が、「赤ちゃんにやさしい病院」に選ばれました。(参考記事:済生会兵庫県病院 WEBサイト

 

「赤ちゃんにやさしい病院 Baby Friendly Hospital(BFH)」とは、

母乳育児をする事により、赤ちゃんの栄養や免疫のメリットだけではなく、母と子の精神的な発達にも良いということから1989年に国連児童基金(ユニセフ)と世界保健機関(WHO)が「母乳育児を成功のための10か条」を推奨し、長期にわたって実践する産科施設をBFHに認定しているそうです。(参考記事:ユニセフWEBサイト

 

 

日本では、2015年8月18日時点で72施設がBFHに認定されており、兵庫県内では、パルモア病院、加古川西市民病院、国立病院機構神戸医療センター、赤穂市民病院、済生会兵庫県病院の5病院が認定されています。

 

また、「赤ちゃんにやさしい病院運動(Baby friendly hospital initiative: BFHI)」という

母乳育児推進運動があります。(参考記事:日本母乳の会WEBサイト

 

BFHIとは、BFHと認定された施設が母乳育児の推進を、施設内だけでの活動ではなく地域に率先して広めていく活動のことをいいます。

BFHIでは出産施設、保健施設、母親サークルなどが施設間連携や組織間連携を行ない、チームとして母乳育児を支援する社会運動の中心的な役割を果たしています。