緩和ケアにアロマの力 芦屋の女性がNPO設立へ
芦屋市に、緩和ケア病棟でボランティア活動をしているアロマセラピスト(芳香治療士)を支援するNPO法人「緩和病棟アロマセラピストサポート協会」が設立されます。
2013年度に兵庫県の創業補助金を受けたのがきっかけで設立した「ステラ・マリス」にて、家庭でできるハンドマッサージの指導や緩和ケア病棟ボランティア養成講座を行ってきました。
講座の修了生達20人ほどで、これまで7病院で約1600人のがん患者や家族にマッサージを行ってきて、現在は県内外の4病院の緩和病棟などで活動されています。
ハンドマッサージなどでがん患者達に癒しを届けていますが、病院への交通費といった経費の大半は自己負担しているケースが多いそうです。
交通費といった経費が補償されれば、活動を継続でき、ボランティアの人数も増えていくのではないかと考えられているようです。
同法人では、精油を販売したり、寄付を募ったりして、アロマセラピスト達が継続的に活動できる環境づくりを目指しているそうです。
(3/22神戸新聞)