2016年10月20日の神戸新聞の記事を紹介します。

 

公益社団法人日本糖尿病協会第3回チャレンジ! 糖尿病いきいきレシピコンテスト」の

最終選考を10月9日に行いました。

 

このコンテストは、若い世代に糖尿病への関心を高めてもらい、糖尿病予備群や患者のレシピ充実を目指して一昨年から実施されており、今年は栄養士や管理栄養士を目指す全国の専門学校、短大、大学生から計331点の応募があったそうです。

 

最優秀賞には、神戸女子大(神戸市須磨区)の学生が創作したレシピ「しっかり噛(か)もう! 元気になる朝ごはん!」を最優秀賞に選ばれました。
同大のほか、西南女学院大(福岡県)、釧路短期大(北海道)の学生のレシピも選ばれました。

 


こちらに、第3回受賞者の献立写真が紹介されています。
神戸女子大の学生さんが受賞とのことですが、同じ神戸市なので非常に嬉しく思います。

 

受賞された朝食部門の献立の申込条件が、

●  朝ご飯をしっかり食べて血糖値をきちんとコントロールしないといけないのに、
   朝は忙しくあんまり食べられない!という方に対して、 
   時短で作れる、目覚めスッキリ!などアイデアあふれる献立
( 下準備、調理、盛り付け、片付けまでを含めて2時間以内のレシピ)

● 1人前:朝食500kal(夕食は600kal)/1食分の食材費:500円程度

などが条件でした。

カロリーや塩分量、時間など限られた条件の中で、
糖尿病食を感じさせない!見た目も色とりどりで豪華!である。
この献立なら毎日食べたいと糖尿病患者さん以外の方でも思う食事だと感じました。

このコンテストを通じて、糖尿病食の持つイメージが明るくなり、
糖尿病患者さんが食事療法に前向きに取り組むきっかけにもなるのではないでしょうか。