神戸市は、10月から子ども服メーカーのファミリアが表紙や中身のデザインを担当した「母子健康手帳」を交付しました。

 

表紙には船に乗ったクマの親子や神戸ポートタワーや風見鶏の舘などをデザインし、“神戸らしさ”をちりばめました。

 

「母子健康手帳は親から子どもへのプレゼント」という意味を込め、メッセージを書いたり、写真を貼ったりするページを充実させたそうです。

 

 

現在の手帳は、1999年度からの継続で、赤ちゃんや木馬などが描かれていて、「神戸ならではのデザインで、神戸で子育てしたいと思えるような手帳を」とリニューアルを決めたそうです。

 

公募に応じた10社のうち、ファミリアのデザインを盛り込んだ通販大手のフェリシモの企画を採用されました。

 

ファミリアが自治体関連のデザインを手掛けるのは初めてだそうです。

 

 

表紙には、クマの親子のアップリケや神戸ハーバーランドの観覧車の刺繍が施されたデニム生地の写真を使い、中身はオールカラーで、ファミリアの商品でおなじみのウサギやひよこ、リンゴなどで随所に“らしさ”を満載し、妊娠中の胎児のエコー写真や新生児の手形用のページのほか、子どもが成人する時に手渡すことを想定したラブレターのコーナーもあるそうです。

 

 

10月2日に交付が開始されて、“神戸らしさ”をちりばめた手帳を手にした妊婦たちは、「かわいい」「おしゃれ」と嬉しそうに眺めていたそうです。

 

 

神戸市は、手帳の交換についての問合せも続きましたが、「多くの問合わせをいただくが、交換はできない。紛失した場合も、妊娠の届けた時に交付した手帳を再発行して対応する」としています。

 

 

 

9/14 神戸新聞 

10/2 神戸新聞 

 

手帳の表紙(神戸市サイトへ)

https://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/201709/p1_0010564818.shtml

手帳の中身(神戸市サイトへ)

https://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/201709/p2_0010564818.shtml