病院食を基に健康レシピを出版 管理栄養士が計量の大切さを説く
脳神経センター大田記念病院(広島県福山市)は、病院食を基にしたレシピ本「大田記念病院が心をこめて贈る91のレシピ」を出版しました。
管理栄養士4人が「健康を維持するための食事作りを知ってもらいたい」と企画しました。
脳卒中を引き起こす高血圧症や、糖尿病などの生活習慣病予防のため、計量の大切さを説き、開院以来40年間で作った料理の中から、揚げ物や酢の物、煮物など多彩でおいしいメニューを紹介しています。
「揚げ物は週に一度」「野菜は毎食たっぷり」「発酵食品は毎日」「だしを丁寧に」の章に分けて料理を紹介し、根菜サラダや肉じゃがの定番メニューのほかに、野菜たっぷりのメンチカツや、ルーを使わないチキンスープカレーといった工夫した油物などを1品当たり2~6項目の手順でまとめたそうです。
ごはんなどの主食と主菜1品、副菜2品を組み合わせた計28通りの献立案は、いずれも1食あたり600キロ・カロリー以下で、塩分量は、ほぼ3グラム以下に抑えたそうです。
このレシピ本は、備後地方の書店限定で販売されているそうですが、神戸でも出版されたら、ぜひ買い求めたいと思います。
参照記事:≪6/10 ヨミドクター≫