気象予報士が雨の日の頭痛を予測するアプリを開発
累計155万ダウンロードを超えるスマートフォンアプリ「頭痛-る(ずつ-る)」をご存知でしょうか。
梅雨時にめまいがしやすい、雨の日は古傷が痛むなど、低気圧が近づくと、体調が悪化するという「気象病」や「天気痛」と呼ばれる症状に役に立つそうです。
気象予報士さんが、気象の知識を生かして、悩みを抱えた人の役に立ちたいと、2012年に気圧の変化を予報し、頭痛予防に役立ててもらうアプリの開発を提案しました。
2013年4月に無料で公開すると、頭痛だけでなく関節の痛み、めまい、ぜんそく、うつなど、低気圧接近時の様々な症状を抱える人たちから反響があったそうです。
アプリでは、6日先までの気圧の変化を時間帯、地域ごとに予報し、折れ線グラフで表示します。
気圧が急激に下がるなど頭痛につながりそうな日時をピンポイントで指し、「警戒」「注意」など4段階に分けて知らせる「痛み予報」のサービスが支持されているそうです。
頭痛が起きた日時や痛みの強さ、予兆や服薬の有無などを利用者が簡単に入力できる日記機能もあり、自分に合った対処法探しや医療機関での治療に役立っているそうです。
現在、月40万人強の利用者がいて、ユーザーの記録から、痛むタイミングは気圧の「下降中」や「底」など人それぞれとわかったそうで、いずれは症状に合わせた、個人向けの痛み予報も実現したいそうです。
8/28 ヨミドクター
頭痛-る HP