母乳に近い成分「液体ミルク」を江崎グリコが製品化 2020年にも販売、災害備蓄へ
日本栄養士会などでつくる「赤ちゃん防災プロジェクト」は、乳児用液体ミルクを災害時の救援物資として備蓄する取り組みを進めると発表しました。
大手菓子メーカー 江崎グリコが液体ミルクの製品化に成功し、2019年春にも国内での販売が始まる見通しで、普及が加速しそうです。
液体ミルクは、乳児に必要な栄養素を加えた乳製品で、成分は母乳に近く、封を開けなければ、常温のままですぐに飲ませることができるそうです。
欧州などで一般販売されていますが、日本では粉ミルクが主流で、長年販売が認められてこなかったそうです。
2016年の熊本地震でフィンランドから救援物資として被災地に届けられて、解禁への機運が高まったそうです。
「赤ちゃん防災プロジェクト」は、国内メーカーと連携して避難所への備蓄を進めているそうです。
2018/11/20 ヨミドクター