厚生労働省の臓器移植委員会は、脳死や心停止になった人の臓器移植について、子どもから提供された腎臓は子どもに優先的に移植する新ルールを2018年3月をめどに導入する方針を決めました。

 

移植ネットによると、腎臓移植の待機患者数は1万2385人(8月31日時点)で、このうち20歳未満は105人となっています。

 

新しい選定ルールは、腎臓が20歳未満から提供された場合は、20歳未満の患者に優先する事になります。従来は待機日数が長い成人が選ばれやすかったのですが、子どもの臓器を提供する家族からは子どもへの移植を望む声がでていました。


子どもへの移植を優先する臓器は、心臓に次いで2例目になるそうです。


改修した新システムが稼働するのに合わせて、新ルールの運用を始めるそうです。

 

 

10/4 ヨミドクター