小児がん粒子線治療施設 移転予定のこども病院と直結へ
8/7の神戸新聞NEXTの記事を紹介します。
兵庫県は、神戸・ポートアイランドに完成予定の小児がんに重点を置いた粒子線治療施設の基本設計の概要を発表しました。
2016年春に神戸市須磨区から移転する県立こども病院の南側に、地上4階建ての施設を建設するそうです。
粒子線治療は、加速した原子核をがんに当てて治療するため、がんだけを狙い撃ちすることができ、体への負担が少ないとされています。
この設備には、通常の照射方法とともに、よりピンポイントでがんだけに当てることができる最新式装置が各室に導入される予定。
成人のがん患者も受け入れるが、抗がん剤治療で免疫力の低下した子どもに配慮して動線は分離させるそうです。〈参考記事:兵庫県のウェブサイト〉
また須磨区から移転する県立こども病院の跡地については、
現在の建物と土地を売却すると今年の4月に発表されています。〈参考記事:神戸NEXT 4/24の記事〉
地元の要望もあり、跡地には病院や診療所を設備することが条件で、同年の6月に購入する事業者の募集を開始。11月下旬に契約を結び、引き渡しは16年の7月を予定しています。