実物細胞でiPS紹介 日本医学会の15年総会
2月21日の神戸新聞の掲載記事です。
2015年に神戸市と京都市で医学系学会「日本医学会」の第29回総会が開かれるそうです。
総会は4年に1度開かれ、兵庫県内での開催は初めてです。
公開展示は「未来医(みらい)XPO(えきすぽ)’15」の名称で、「あなたの暮らしと医の博覧会」がコンセプト。
15年3月28日~4月5日に神戸市中央区の神戸国際展示場などで開くそうです。
神戸会場では、再生医療を市民に分かりやすく伝えるため、人工多能性幹細胞(iPS細胞)研究の現状を細胞の実物や映像で紹介するそうです。
京都会場では15年4月に学術講演、学術展示などを予定し、iPS細胞を開発した山中伸弥京都大教授が開会講演を担うそうです。
他にも、神戸で世界初の臨床研究が始まったiPS細胞を顕微鏡で観察できるようにするほか、介護・生活支援ロボットの実物展示や、発病の確率が分かるゲームなど、家族連れらを対象にした内容を計画するとのことです。