神戸のサクソフォン奏者が小児がんなどで入院生活を送る子どもを音楽で元気づけようと「クラウドファンディング(CF)」で旅費を工面し、全国のこども病院へ出向いて演奏しています。

 

 

2年ほど前にNPO団体「チェスト(おもちゃ箱)」を立ち上げて、CFの国内大手サイト「ジャパンギビング」を活用して、児童館や保育所で演奏を始められたそうです。

 

さらに、看護助手の同級生から外出もままならない子どもたちの闘病生活を聞き、全国のこども病院にお手紙を送り、石川県、栃木県、千葉県のこども病院を訪問しています。

 

演奏は、一つの病院で4~5フロアを巡り、それぞれ15~30分程度になるそうです。

 

 

感染防止のために病室のガラス越しで演奏していますが、人気のアニメソングを演奏すると、子どもたちは歌ったり、おもちゃをたたいたりと、普段と違う表情が見られたと、家族や看護師さんも喜ばれているようです。

 

 

4/9 神戸新聞