「kobe INK物語」のカラーを採用した神戸発の医療用ウエア「神戸スクラブ」を発売
ワールドは、ファッション性と機能性を併せ持つ医療用ウエアブランド「フィールドワールド」の新商品「神戸スクラブ」を兵庫医療大学、ナガサワ文具センターとの産学連携で共同開発し、10月よりナガサワ文具センター本店および同社の通信サイトにて先行販売します。
「フィールドワールド」では、昨年、神戸市の代表的産業である“ファッション”と“医療”を組み合わせ、兵庫県の地場産業である播州織の素材を活かした「ドクターコート」「ドクタージャケット」を発売しました。
その後、医療用スクラブにも多くの要望があり、昨年12月に兵庫医療大学に協力を依頼し、開発のために、大学内にプロジェクトメンバーを選出し、ミーティングを重ねたそうです。
スクラブは、白衣よりもカラーバリエーションが豊富で、病院内でのチーム分けや患者からの視認性向上のために着用される場面が多いことから、学生を対象にアンケートを実施し、赤系・青系のカラーで検討を進めたそうです。
色は神戸らしいカラーをと、16年3月には、オリジナルインク「KOBE INK物語」が人気のナガサワ文具センターに協力を依頼し、現在展開する50色以上の中から、神戸の海をイメージした“港島アイランドブルー”、神戸のワインをイメージした“神戸ボルドー”の2色を採用する事になりました。
素材には、制菌加工、制電糸を使用するなど医療に適した機能を取り入れ、業務用洗濯でも色が落ちにくい染色加工を行うと共に、デザインのポイントとして部分使いで播州織をあしらいました。
こうして開発した「神戸スクラブ」は、兵庫医療大学のプロジェクトメンバーが最終のサンプルチェックに協力し、着心地や動きやすさに加えて、シルエットやラインの美しさにもこだわり、修正を重ねて完成したそうです。
参照記事:ワールド プレスリリース,ナガサワ文具センター ウェブサイト