少し前の内容ですが紹介します。

6/9に神戸市と神戸市薬剤師会は、「電子お薬手帳による市民の健康増進に関する協定」をソニー株式会社harmo事業室と締結しました。(参照:神戸市ウェブサイト

 

この協定は、市民の健康保持・増進等を目的として、カード型の電子お薬手帳サービス「harmo(ハルモ)」を活用することを趣旨としています。

 

harmoとは、薬局等で調剤された薬の履歴書などに関するデータを、非接触型ICカード技術FeliCaを用いてクラウドサーバー上で電子的に管理する、ソニー株式会社の電子お薬手帳のサービスの名称です。

 

カード型の電子お薬手帳には、持ち運びに便利なだけではなく、飲み忘れ・飲み合わせの事故防止、災害時に紛失してもデータが維持できるなどのメリットなどがあります。

 

またカード型お薬手帳の利用者は、スマートフォン用のアプリケーションをインストールすることで、モバイル端末から調剤情報を閲覧できるほか、服薬後の副作用、アレルギーなどの記録ができます。そして、家族間で情報を共有することができるため、子供の調剤情報を保護者が管理したり、離れて暮らす高齢者の状況を家族や親戚が見守ったりと、家族がサポートする事も可能です。

 

harmoのウェブサイトを確認しましたところ

現在の、神戸市内のharmo加盟店は、約60件程あるようです。(参照:harmoウェブサイト

 

今後、カード型の電子お薬手帳の普及が進むことが期待できます。