産学官の約100団体が加盟し、国民の健康作りを進めるスマートウエルネスコミュニティ協議会は、日本老年医学会、日本老年学会、日本サルコペニア・フレイル学会と連携し2月1日を「フレイルの日」と制定しました。

 

フレイルとは、筋力などが低下し始め、心身が弱ってきた状態で、「虚弱」を意味する英語「Fraity(フレイルティ)」をもとにした言葉で、2014年に日本老年医学会が提唱しました。

筋トレやバランスの良い食事、社会参加によって、元気な状態に戻れるそうです。

 

2月1日に決めたのは、「フレイル」と2(ふ)、0(れ)、1(い)の語呂合わせだそうです。

今後、協議会が認定するボランティアが、家族や知人にフレイル対策の重要性を呼びかけていくことも計画しているそうです。

 

2020年度から、75歳以上を対象に生活習慣や認知機能などをチェックする「フレイル健診」が実施され、国のフレイル対策が本格的に始まるそうです。

 

フレイルになりやすい人は心不全、肝硬変、腎不全などの慢性疾患を抱えていて、記念日制定をきっかけに、フレイルの対象となる50~60歳以上の人だけでなく、その子、孫世代にも広めていきたいそうです。

 

また、4月からのフレイル健診に向け、かかりつけ医や一般の人を対象にしたマニュアルの作成などを通じて、認知度をアップしたいそうです。

(2020年3月26日現在)

 

 

1/30 ヨミドクター

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