1/9の読売新聞の記事を紹介します。

 

息を吹きかけるだけで呼気のにおいを分析し、含有機質を高精度で判別、がんや糖尿病などの疑いを診断できる高精度センサーが産官学合同で開発され、2022年にも実用化される見通しとなったそうです。

 

 

数ミリ四方の小さなセンサーに搭載された「膜」が呼気の特徴を検知し、がん患者の呼気に含まれる特有の物質の有無などをチェックしてがんの疑いがあるか判定する仕組みです。

また、センサーを搭載したり接続したりしたスマホやパソコンなどにグラフや数値で結果を示せるそうです。

 

 

将来的には、スマートフォンなどにセンサーを組み込み、個人でも手軽にチェックできる可能性もあるとのことです。

 

 

開発は国立研究開発法人 物質・材料研究機構(NIMS、茨城県つくば市)が中心となり、現在は京セラ株式会社、日本電気株式会社(NEC)、住友精化株式会社、大阪大学、スイスの精密機器メーカーと合同で実用化を進めているそうです。

 

早期発見で、膨らむ医療費の抑制にもつながると期待されています。