1月29日MSN産経ニュース

三重大の医学系研究科の田中利男教授らのグループは、「レモンを継続的に摂取することで脂肪肝などに役立つ可能性がある」という研究成果を発表した。

 

田中教授とポッカサッポロフード&ビバレッジ中央研究所との共同研究。

中性脂肪が低い人が多いとされる地中海沿岸で多く消費されながら、あまり研究対象となっていなかったレモンに着目し、

ヒトと遺伝子配列や肥満のメカニズムが似ているゼブラフィッシュを使って実験したそうです。

 

ゼブラフィッシュに高脂肪食を与えて太らせた上で、レモンに多く含まれる「エリオシトリン」という成分を投与したところ

肝臓の脂肪が少なくなり血中の中性脂肪も約3分の2に減少。

また、ヒトから取り出した肝臓細胞にこの物質を添加した実験でも、同様に脂肪蓄積が抑えられる効果があったそうです。