国立がん研究センター東病院(千葉県)に、外見の変化や妊娠・出産など、女性のがん患者が抱える悩みに応える「レディースセンター」が開設されました。

がんの種類にかかわらず女性患者を支援する拠点の設置は国内のがん専門病院では初めてだそうです。

 

長い闘病生活では、女性特有の悩みも多く、副作用による脱毛など外見の変化、手術で乳房や卵巣を失った喪失感、妊娠や遺伝への不安など多岐にわたるそうです。

レディースセンターでは、医師、看護師らが連携し、きめ細かい支援をする拠点となるそうです。

同院は女性看護外来を設け、看護師が「抗がん剤で髪が抜けてショック」「子どももがんにならないか心配」といった個々の相談に乗り、内容の応じ専門医らに橋渡しするそうです。

 

女性のがんは増加傾向で、2014年に新たに診断された患者は前年より8,000人増の36万6,000人で、がんを抱えて生活をする人も多いそうです。

最近、亡くなった漫画家のさくらももこさんや女優の樹木希林さんも長く闘病してきたとされています。

 

 

9/20 ヨミドクター